読書について(「沈黙者」)
「沈黙者」(折原一著,文春文庫)を昨日読みました。
読んでいる間は,かなり面白く読めましたが,結末を読んだ後は,裁判関係の記述がおかしく思えました。
巻末の佐野洋の解説?と同様,ご愛敬かもしれませんが,一応私も弁護士なので,内容には強く疑義を感じました。
「沈黙者」(折原一著,文春文庫)を昨日読みました。
読んでいる間は,かなり面白く読めましたが,結末を読んだ後は,裁判関係の記述がおかしく思えました。
巻末の佐野洋の解説?と同様,ご愛敬かもしれませんが,一応私も弁護士なので,内容には強く疑義を感じました。
「天平の三姉妹」(遠山美都男著,中公新書)を昨日読みました。
副題を「聖武皇女の矜持と悲劇」とするとおり,聖武天皇の三人の娘である井上内親王・阿倍内親王(孝謙天皇・称徳天皇)・不破内親王の生涯を描くことを縦軸として,奈良時代の皇位争い等を記述した作品です。
原資料が少ないので,推測しなければ,具体的な事実を解釈できないにしても,やや強引な推測・解釈が目立った気はしました。
しかし,光仁天皇の即位等,これまで不思議に思っていた多くの事実が,理解できたように思え,大変面白く読めました。
「同和と銀行」(森功著,講談社)を最近読みました。
旧三和銀行の大阪にある支店を主な舞台にして,銀行と実態社会との関わり合いを描いた作品で,大変面白く読みました。
しかし,日本的なノンフィクション作品に止まっており,「三菱東京UFJ”汚れ役”の黒い回顧録」(副題)としての完成度は低いと思いました。
「水神(上・下)」(帚木蓬生著,新潮社)を昨日読みました。
筑後川の水利工事をテーマにした時代小説です。
登場人物もしっかり造形されており,スムースに読めました。
しかし,ストーリーとしては,朝のテレビドラマような展開で,小説としては物足りませんでした。
「遣唐使の光芒」(森公章著,角川選書)を最近読みました。
平城京遷都1300年記念物かもしれませんが,バランス良く網羅的な記述がされており,大変勉強になりました。
副題である「東アジアの歴史の使者」の意味は分かりませんでしたが,商人の行き来等もしっかり書かれており,安心して楽しく読めました。
「差別と日本人」(野中広務・辛淑玉著,角川ONEテーマ21)を昨日読みました。
著者二人による対談集ですが,所々に辛淑玉氏による解説が入っています。
著者それぞれの実体験や考え等を大変興味を持って読みました。
「遣唐使」(東野治之著,岩波新書)を最近読みました。
著者の他書を読まなければ,よく分からない内容になっており,一冊の書物としての完成度は低い作品だと思いました。
ただし,遣唐使の果たした役割等について,よく分析されており,面白く読めました。
Copyright (C) 2007 名古屋 愛知 弁護士 大久保守博 All Rights Reserved. Powered by hp.