2010/6/28 月曜日

読書について(「余波(上・下)」)

Filed under: 読書について — master @ 12:42:38

 「余波(上・下)」(ピーター・ロビンスン著,講談社文庫)を昨日読み終えました。

 アラン・バンクスを主人公とするシリーズの(たぶん)翻訳最新作です。

 構成も凝っており,また,狂言回しの役の造形も行き届いており,楽しく読めました。

 本シリーズの魅力は,主人公の抑制された人物像だと思っていますが,その特色は12作目にあたる本作でも変わっておらず,素晴らしいと思いました。

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2010/6/25 金曜日

読書について(「血税空港」)

Filed under: 読書について — master @ 8:43:57

 「血税空港」(森功著,幻冬舎新書)を昨日読みました。

 「本日も遠く高く不便な空の便」を副題とするとおり,国費・地方公共団体の費用(血税)を投入して,何とかメンツを保っている日本の理不尽な空港体制を描く作品です。

 非常に面白く,かつ,大変勉強になりました。

 しかし,相対的に国土の広い日本は,ヨーロッパよりもアメリカの状態に似ていると思いますので,アメリカとの対比をして書いて欲しかったです。

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2010/6/23 水曜日

読書について(「ジミーの誕生日」)

Filed under: 読書について — master @ 9:51:07

 「ジミーの誕生日」(猪瀬直樹著,文藝春秋)を昨日読みました。

 「アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」」を副題とする作品ですが,全体としては竜頭蛇尾に終わっていると思われ,面白くありませんでした。

 また,私にも分かる誤りがあり,ノン・フィクション的部分も安心して読めませんでした。

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2010/6/21 月曜日

読書について(「密約」)

Filed under: 読書について — master @ 16:50:11

 「密約」(吉田敏浩著,毎日新聞社)を昨日読みました。

 「日米地位協定と米兵犯罪」を副題とする作品であり,日米地位協定により,実質的には原則として米兵には日本の司法権が及ばないことがよく分かり,大変勉強になりました。

 ただし,情報公開の過程等の情報入手の記述と,その情報の(評価を含んだ)記述とが入り乱れて存在しており,非常に読み辛かったです。

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2010/6/19 土曜日

読書について(「越境捜査」)

Filed under: 読書について — master @ 11:32:52

 「越境捜査」(笹本稜平著,双葉社)を昨日読みました。

 ピカレスクロマン的なミステリーです。

 脇役の人物は結構良く造形出来ており,楽しく読めました。

 しかし,肝心の主人公の造形があいまいで,かつ,ラストのご都合主義もかなり酷い感じがして,残念でした。

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2010/6/18 金曜日

債務整理問題①・総量規制始まる。

Filed under: サラ・クレ — master @ 17:51:27

 今日(平成22年6月18日)から,貸金業者に対して,様々な規制が導入されます。

 これらの規制の中には,金利が20%以下になる等,皆さんの利益になる部分もあります。

 他方,皆さんの不利益になる部分もあり,最も問題となるのが,いわゆる総量規制の問題です。

 ご存じの方は多いと思いますが,総量規制により,年収の3分の1を越える借金は負えなくなります。

 したがって,自転車操業的な状態に陥っている場合,速やかに適切な対応をしないと,度重なる請求に悩まされたり,裁判を起こされたりする可能性があります。

 ご心配な方は,当職まで相談してください。 

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2010/6/17 木曜日

読書について(「旗本婦人が見た江戸のたそがれ」)

Filed under: 読書について — master @ 21:18:35

 「旗本婦人が見た江戸のたそがれ」(深沢秋男著,文春新書)を昨日読みました。

 「井関隆子のエスプリ日記」を副題とするとおり,天明5年(1785年)に旗本の子として生まれ,旗本と結婚し,天保15年(1844年)に死亡した,井関隆子が,天保11年(1840年)から没年まで書いた日記を題材とした作品です。

  面白く読みましたが,教養もあり,バツ一で酒好きのかなり手強そうな女性の意見は,さすがに忌憚なく,恐ろしいなあと思いました。

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2010/6/15 火曜日

読書について(「エミリーの不在(上・下)」)

Filed under: 読書について — master @ 12:50:45

 「エミリーの不在(上・下)」(ピーター・ロビンスン著,講談社文庫)を最近読みました。

 私は著者のファンなので読みましたが,作品としては,かなり混乱しており,出来は悪いと思いました。

 また,登場人物の造形が丁寧なのが本シリーズの魅力でしたが,本作ではその点でも粗雑な感がして,残念でした。

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2010/6/13 日曜日

読書について(「消えた警官」)

Filed under: 読書について — master @ 12:21:23

 「消えた警官」(坂上遼著,講談社)を最近読みました。

 「ドキュメント菅生事件」を副題とするとおり,1952(昭和27)年6月2日に大分県菅生村(現竹田市)において発生した冤罪事件を取り扱った作品です。

 ただし,事件としては一部有罪となっており,はっきりしない結果で終わっています。

 本作も,事件の上記状況を反映してか,まとまりのない内容となっており,半世紀前の事件を題材にした作品としては,完成度はかなり低いと思いました。

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2010/6/11 金曜日

読書について(「魂がふるえるとき」)

Filed under: 読書について — master @ 9:13:51

 「魂がふるえるとき」(宮本輝編,文春文庫)を昨日読みました。

 「心に残る物語-日本文学秀作選」を副題とする,文春文庫創刊30周年記念企画のアンソロジーです。

 それぞれ面白い作品でしたが,私は,永井荷風・幸田露伴・安岡章太郎の作品が特に良かったと思いました。

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