読書について(「オリンピックの身代金」)
「オリンピックの身代金」(奥田英朗著,角川書店)を昨日読み終えました。
1964年の東京オリンピックに関する,テロリストと警察等との対決を描いた作品です。
犯人が特定されながらも,事実を公表出来ずにいる点等から「ジャッカルの日」と類似していると思いましたが,構成に疑問な点もあり,緊迫したサスペンスにはなっていませんでした。
ただし,主人公が歩んでいく道のりは,良く描かれており,短い作品ではありませんが,厭きずに読めました。
「オリンピックの身代金」(奥田英朗著,角川書店)を昨日読み終えました。
1964年の東京オリンピックに関する,テロリストと警察等との対決を描いた作品です。
犯人が特定されながらも,事実を公表出来ずにいる点等から「ジャッカルの日」と類似していると思いましたが,構成に疑問な点もあり,緊迫したサスペンスにはなっていませんでした。
ただし,主人公が歩んでいく道のりは,良く描かれており,短い作品ではありませんが,厭きずに読めました。
「松本清張傑作選 憑かれし者ども」(松本清張著,新潮社)を最近読み終えました。
「桐野夏生オリジナルセレクション」と銘打っているとおり,編者による短編の選集です。
「鬼畜」外4編が収められており,それぞれ面白く読めましたが,それほど「取り憑かれた」感じがせず,その点物足りませんでした。
「歴代陸軍大将全覧/昭和篇/太平洋戦争期」(半藤一利・秦郁彦外著,中公新書ラクレ)を最近読み終えました。
4人の識者による放談シリーズの4冊目ですが,太平洋戦争期に大将に昇進した26名と大将になるべきだった軍人を取り扱っています。
私でも知っている著名軍人も多いですが,それぞれ面白く読めました。
「黒澤明という時代」(小林信彦著,文藝春秋)を最近読み終えました。
黒澤明が監督した作品の多くを初公開時に見た著者による,作品評を綴った作品です。
私は,著者の文書が繰り言めいて感じられ,以前から好きではありませんでした。
本作も,そのきらいは拭えませんが,ある種の自伝として面白く読めました。
「松本清張傑作選 悪党たちの懺悔録」(松本清張著,新潮社)を昨日読み終えました。
「浅田次郎オリジナルセレクション」と銘打っているとおり,編者による短編の選集です。
「駅路」外6編が収められていますが,初めて読んだ作品が多く,楽しく読めました。
「歴代陸軍大将全覧 昭和篇/満州事変・支那事変期」(半藤一利・秦郁彦外著,中公新書ラクレ)を昨日読み終えました。
シリーズ物の第3作ですが,昭和15年までに大将に昇進した36人について,4人の識者が放談しています。
知らない人も少なくないですが,渡辺錠太郎等興味のあった人達について書かれてあり,大変面白く読みました。
「死者に祈りを(上・下)」(フェイ・ケラーマン著,創元推理文庫)を最近読み終えました。
私は,ケラーマン夫妻のファンで,翻訳が出れば読んでいます。
本作は,ヒロインのリナも活躍する構成となっており,シリーズの中では,バランスが取れていると思いますが,ただし,ミステリーとしては,かなり杜撰な展開だと感じられ,その点は残念でした。
「松本清張傑作短編コレクション(上・中・下)」(松本清張著,文春文庫)を昨日読み終えました。
「宮部みゆき責任編集」と銘打っているとおり,編者によるアンソロジーです。
3巻に収められている作品は,ほぼ全て読んだことがありましたが,それぞれ面白く読めました。
しかし,時代小説が抜けていることが残念でした。
「黒い花びら」(村松友視著,河出書房新社)を最近読み終えました。
ある意味ではスターらしく生きて死んだ水原弘の評伝です。
同世代の著者が羨望を込めて描いており,大変面白く読みましたが,水原弘の「無頼」というのは,不器用さを意味すると思いました。
「松本清張傑作選 黒い手帖からのサイン」(松本清張著,新潮社)を最近読み終えました。
「佐藤優オリジナルセレクション」と銘打っているとおり,編者による短編の選集です。
「共犯者」・「殺意」・「捜査圏外の条件」・「声」・「腹中の的」・「群疑」・「山師」・「点」・「張込み」の9編が収められています。
それぞれ1回か2回は読んだことがありますが,今回も大変楽しく読めました。
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