読書について(「半身」)
「半身」(サラ・ウォーターズ著,創元推理文庫)を最近読み終えました。
欧米でもベストセラーになった作品だけあって,大変面白く読めました。
また,19世紀後半のイギリスの風俗小説としても,興味深く読めました。
「半身」(サラ・ウォーターズ著,創元推理文庫)を最近読み終えました。
欧米でもベストセラーになった作品だけあって,大変面白く読めました。
また,19世紀後半のイギリスの風俗小説としても,興味深く読めました。
「検察側の証人」 (アガサ・クリスティー著,早川書房)を最近読み終えました。
アガサ・クリスティーの作品は大好きで,翻訳されているミステリー小説は,大学生のころまでに,ほとんど読みました。
本作の元になった短編を以前読んだと思いますが,似た題名の本を最近読んだので,戯曲版を読んでみました。
本作を原作としている大好きな映画「情婦」との違い等も面白く感じられ,大変楽しく読めました。
「戦場の画家」(アルトゥーロ・ペレス・レベルテ著,集英社文庫)を最近読み終えました。
スペインの作家による,ミステリー仕立ての小説です。
戦争カメラマンとしての自意識が強すぎて,ついて行けない点はありましたが,こなれた訳文であったこともあり,スムーズに楽しく読めました。
「世界の「要塞」がよくわかる本」(株式会社レッカ社,PHP研究所)を最近読み終えました。
「マサダ砦からバスティーユ,五稜郭,マジノ線まで」を副題とする作品で,要塞について網羅的にある程度分かったつもりになれ,面白く読めました。
しかし,この手の本にありがちですが,私でも分かる誤りがあった点や,地図がほとんど無かった点が,残念でした。
「弁護側の証人」(小泉喜美子著,集英社文庫)を昨日読み終えました。
かなり以前の日本を舞台にしているためか,話全体としては違和感を覚えました。
また,実務的にも,まず有り得ないような箇所が少なくなく,興醒めした点がありました。
しかし,最後のどんでん返しは,途中にルール違反もなく,またヒントも結構与えてくれていたので,素直に楽しめました。
「悪党芭蕉」(嵐山光三郎著,新潮社)を昨日読み終えました。
題名は,芭蕉の弟子達に,無頼の徒というか,犯罪者やそれに近い人が多いことを捉えています。
内容としては,連句の席を縦糸にして,蕉門の転変を描いており,門外漢なので俳句の意味はほとんど分かりませんでしたが,結構面白く読めました。
「興亡の世界史06 イスラーム帝国のジハード」(小杉泰著,講談社)を昨日読み終えました。
内容的には,ここ10年ほど様々な関心を呼んでいる出来事を適度に意識して書かれた作品です。
ジハードと融和によって,大きな文化圏を形成した過程が良く分かり,大変面白かったです。
「誘拐」(本田靖春著,ちくま文庫)を昨日読み終えました。
東京オリンピックの前年の1963年に発生した著名な誘拐事件を描いたノンフィクションです。
雑誌の連載記事を纏めた弊害からか,各章がぶち切りになっている感じがしましたし,冒頭の犯行現場の公園の描写は不要だと思われ,残念でした。
しかし,犯人・被害者・その家族・捜査関係者をそれぞれの立場でしっかり描いており,日本のノンフィクションとしては,例外的に質の高い作品となっており,夢中になって読むことが出来ました。
「「ジャーロ」傑作短編アンソロジー③ 夜明けのフロスト」(光文社文庫)を昨日読み終えました。
私は知りませんでしたが「ジャーロ」という雑誌があって,そこに収録されたクリスマスに纏わる短編のアンソロジーです。
中にはどこが良いのか分からない作品もありましたが,表題作の「夜明けのフロスト」を始め大変面白い数編が収められており,楽しく読めました。
「龍馬を殺したのは誰か」(相川司著,河出文庫)を昨日読み終えました。
きわもの的企画本ですが,様々な資料を丹念にあたり,合理的な結論を導いており,大変面白く読めました。
ただし,全体の文調を整えれば,もっと良い作品になったと思います。
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