読書について(「アイヒマン調書」)
「アイヒマン調書」(ヨッヘン・ホン・ラング編,岩波書店)を昨日読み終えました。
「イスラエル警察尋問録音記録」を副題とするとおり,アイヒマンがイスラエルで拘束された後,約8カ月間にわたり,警察の取調を受けた際の録音を起こした調書を,中心とした作品です。
時折説明を入れて,読みやすく工夫されていますが,内容的にも,中々読むのに苦労しました。
「アイヒマン調書」(ヨッヘン・ホン・ラング編,岩波書店)を昨日読み終えました。
「イスラエル警察尋問録音記録」を副題とするとおり,アイヒマンがイスラエルで拘束された後,約8カ月間にわたり,警察の取調を受けた際の録音を起こした調書を,中心とした作品です。
時折説明を入れて,読みやすく工夫されていますが,内容的にも,中々読むのに苦労しました。
「ソウルケイジ」(誉田哲也著,光文社)を昨日読み終えました。
姫川玲子シリーズの第2弾です。
第1作に登場する同僚たちとのやり取りは結構面白く読めました。
しかし,警察側ではない主人公たちの動機や行動の合理性については,かなり疑問で,読後感としては物足りませんでした。
また,紙の厚さ・質の関係のためだと思いますが,ページがくりにくく困りました。
「日本中世の歴史2 院政と武士の登場」(福島正樹著,吉川弘文館)を昨日読み終えました。
シリーズの2作目であり,中世(=権門体制)の端緒となった院政と,その形成過程で育成された武士について,記されています。
シリーズ全体の性格によるのだと思いますが,踏み込んだ記述が乏しく,面白みはありませんでした。
しかし,その分,客観的で落ち着いた記述になっており,安心して読め,勉強になりました。
「イスタンブールの群狼」(ジェイソン・グッドウィン著,ハヤカワ・ミステリ文庫)を昨日読み終えました。
1836年,オスマン帝国の首都イスタンブールを舞台に展開する歴史ミステリーです。
アメリカのエドガー賞を受賞した作品ですが,特に破綻はないものの,ミステリーとしては物足りませんでした。
しかし,世界帝国だったオスマン帝国の状況や数々の料理等が良く描かれており,風俗小説としては大変楽しく読めました。
「興亡の世界史10 オスマン帝国500年の平和」(林佳世子著,講談社)を最近読み終えました。
最後に滅んだ世界帝国であったオスマン帝国を描いた作品です。
初期の段階から19世紀まで,帝国の歴史が丁寧書かれており,大変楽しく面白く読めました。
出来れば,終滅する最後の過程まで読めれば良かったです。
やっと涼しくなってきましたが,今日は湿度が高かったですね。
皆様は,お元気に季節の変わり目を過ごされているでしょうか。
さて,次の連休中,9月19日(土)と21日(月)は,県外出張いたしますので,事務所を休みます。
なお,20日(日)・22日(火)・23日(水)は,事務所を開いておりますので,よろしくお願い申し上げます。
「棄民たちの戦場」(橋本明著,新潮社)を最近読み終えました。
副題を「米軍日系人部隊の悲劇」とするとおり,第2次世界大戦において,ほぼ日系人のみで構成された米陸軍第442歩兵連隊戦闘団の苦闘を主に描く作品です。
名高い「テキサス大隊救出作戦」の顛末を知ることができ,面白かったです。
しかし,総体的に取材記録の域を出ておらず,また,歴史的記述もおかしいと思える部分が多く,良い作品とは感じられませんでした。
「姿なきテロリスト」(リチャード・フラナガン著,白水社)を昨日読み終えました。
4日の間に物語が展開をする作品で,完成度は高いと評価すべきなのでしょう。
しかし,物語の設定が,私には予定調和的に過ぎ,現実の世の中は本作に描かれた不条理な世界にすらなり得ないと思え,途中からは強く違和感を覚えてしまい,楽しく読めませんでした。
「太陽を曳く馬(上・下)」(高村薫著,新潮社)を昨日読み終えました。
合田雄一郎シリーズなので,久しぶりに著者の作品を読みました。
小説としては完成度は低いと思いますが,面白く読めました。
しかし,3部作の先行する2作を読みたいとは思いませんでした。
「平成宗教20年史」(島田裕巳著,幻冬舎新書)を昨日読み終えました。
筆者の作品を読むのはたぶん初めてでしたが,面白く読めました。
ただし,在来の宗教についても,それなりに動きはあったと思いますので,言及して欲しかったです。
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