読書について(「幕末バトル・ロワイヤル 井伊直弼の首」)
「幕末バトル・ロワイヤル 井伊直弼の首」(野口武彦著,新潮新書)を昨日読み終えました。
著者が「週刊新潮」に連載している幕末ものをまとめ新書化したものの第2弾です。
前作に続いて,安政期の出来事について書かれており,大変面白く読めました。
政策・人物の是非はともかく,自らの責任を無理矢理にしろ一応取った井伊直弼を肯定的に捉える姿勢には感心しました。
「幕末バトル・ロワイヤル 井伊直弼の首」(野口武彦著,新潮新書)を昨日読み終えました。
著者が「週刊新潮」に連載している幕末ものをまとめ新書化したものの第2弾です。
前作に続いて,安政期の出来事について書かれており,大変面白く読めました。
政策・人物の是非はともかく,自らの責任を無理矢理にしろ一応取った井伊直弼を肯定的に捉える姿勢には感心しました。
「影武者徳川家康」(隆慶一郎著,新潮社)を最近読み終えました。
徳川家康の晩年における有名な回顧に基づき着想された作品であり,大部ですが,中盤までは大変面白く読めました。
しかしながら,後半になると辻褄合わせのご都合主義的な展開が多く見られ,興ざめしました。
「会津戦争全史」(星亮一著,講談社選書メチエ)を昨日読み終えました。
会津城攻防戦をメインに,戊辰戦争について丁寧に書かれていて面白かったです。
特に,長岡城攻防戦や会津城攻防戦のように有名な戦闘以外の箇所も地図等を使い記述されており,楽しく読めました。
しかしながら,私が最も興味のあった,会津城攻防戦においてどうして会津側が官軍による会津盆地への侵入を易々と許したのかという点について,十分な言及が無く残念でした。
「闇に問いかける男」(トマス・H・クック著,文春文庫)を昨日読み終えました。
トマス・H・クックは結構好きで,いわゆる記憶シリーズ以前から読んでいます。
本書は,記憶シリーズとは異なる構成になっていますが,自分自身の過去に囚われた人々を描く姿勢は変わらず,面白く読めました。
「江戸時代の設計者」(藤田達夫著,講談社現代新書)を昨日読み終えました。
戦国時代の末期から江戸時代の初期にかけて活躍した藤堂高虎の評伝です。
豊臣秀吉の直臣となるまでの部分は,知らなかった部分も多く,丁寧な記述で大変面白く読めました。
しかしながら,標題の部分である将軍である徳川氏を頂点とした体制の確立にどこまで藤堂高虎が寄与したかは,十分に明らかにされたとは言えず,物足りませんでした。
そして,上記の原因は,本書が講演録をまとめたものであることにあると思いました。
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