2008/8/31 日曜日

読書について(「クリスマス・プレゼント」)

Filed under: 読書について — master @ 11:22:19

 「クリスマス・プレゼント」(ジェフリー・ディーヴァー著,文春文庫)を昨日読み終えました。

 著者の作品は,あまり好きではなく,といっても4作ほどは読んでいます。

 本作は,短編集ですが,冒頭の作品等は面白く読めましたが,読んだだけ時間の無駄だったと思える作品もあり,私には良い短編集ではありませんでした。

 

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2008/8/29 金曜日

読書について(「日本映画を歩く」)

Filed under: 読書について — master @ 13:28:04

 「日本映画を歩く」(川本三郎著,JTB)を昨日読み終えました。

 私も映画は好きで日本映画もかなり見ましたが,年齢が著者とは17歳ほど違うので,本書で取り上げられている映画の過半は見たことがありませんでした。

 それでも,映画の舞台を端緒とする,本書が書かれたほぼ半世紀前の1950年代の日本の面影を探す旅行記として大変面白く読みました。

 ただし,読後感としては,旅行記というより,日本映画の産業史的な意義の方が大きく感じられました。

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2008/8/26 火曜日

読書について(「覚悟の人」)

Filed under: 読書について — master @ 14:46:14

 「覚悟の人」(佐藤雅美著,岩波書店)を昨日読み終えました。

 幕末の代表的幕府官僚の小栗上野介忠順の評伝ですが,私が読んだ2007/3/20第1刷では,雑誌に掲載されたままで,重複した部分が多く残念でした。

 しかし,例えば有名な「土蔵付き売家」のエピソードの解釈も首肯できたように,公正な筆致であり,また,刑死に至る経緯も合理的であり,日本の評伝としては大変良い作品だと思いました。

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2008/8/24 日曜日

読書について(「ヒトラー・マネー」)

Filed under: 読書について — master @ 14:17:39

 「ヒトラー・マネー」(ローレンス・マルキン著,講談社)を最近読み終えました。

 「真相は公表されない」→「推測できるのに,あえて当局が認めず公表していないからこそ,真実である」というロジック?に基づいていると思われる,つまり,きわもの的で興ざめする箇所もありました。

 しかし,二つのドイツの作戦の展開・関係者の戦後等を分かり易く述べており,読み物としては十分に楽しく読めました。

2008/8/18 月曜日

読書について(「マドンナ」)

Filed under: 読書について — master @ 16:06:39

 「マドンナ」(ルーシー・オブライエン著,二見書房)を昨日読み終えました。

 マドンナへの長時間インタビュー等を基にした作品ではないので,公正さがある程度担保される反面,物足りない思いがしました。

 しかし,約480pの本書を含めて,欧米のエンターテーメント産業の力強さを改めて感じさせられました。

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2008/8/16 土曜日

読書について(「秀吉神話をくつがえす」)

Filed under: 読書について — master @ 9:41:25

  「秀吉神話をくつがえす」(藤田達生著,講談社現代新書)を昨日読み終えました。

 題名に謳う秀吉神話なるものを,本文の中では直接的には取り上げているとは言えず,問題だと思いました。

 しかし,織田政権・その承継者としての豊臣政権論としては,斬新であり,大変面白く読め,筆者の類書を読みたいと思いました。

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2008/8/11 月曜日

読書について(「近江から日本史を読み直す」)

Filed under: 読書について — master @ 15:33:13

 「近江から日本史を読み直す」(今谷明著,講談社現代新書)を昨日読み終えました。

 もっと地図が多ければ,より分かり易くなったと思います。

 しかし,通史的な内容ですが,様々な資料にあたって書かれており,特に破綻している部分もなく,安心して楽しく読めました。

 他の地域についても,同様の書籍を是非読みたいと思いました。

 

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2008/8/9 土曜日

読書について「興亡の世界史17 大清帝国と中華の混迷」

Filed under: 読書について — master @ 14:45:19

 「興亡の世界史17 大清帝国と中華の混迷」(平野聡著,講談社)を昨日読み終えました。

 チベットとの関わり合いや乾隆帝が公園等を作った経緯等は大変面白く読めました。

 しかし,細部の事実について間違いではないかと思われる部分があり,また,全体としてトートロージ的感じがし,さらに,中国に対する評価についても首肯出来ない箇所も多く興ざめしました。

 他方,旧陸軍のいわゆる「支那屋」の人達はこの本のような感じだったのかと思われ,その意味では楽しめました。

 

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2008/8/6 水曜日

読書について「興亡の世界史01 アレクサンドロスの征服と神話」

Filed under: 読書について — master @ 9:35:13

 「興亡の世界史01 アレクサンドロスの征服と神話」(森谷公俊著,講談社)を昨日読み終えました。

 アレクサンドロスの側近達の内紛や死後の後継将軍達の争いの部分は面白かったです。

 しかし,アレクサンドロス大王はアカイメネス朝(ペルシア)の枠組の中で活動したに過ぎず統治者ではなく単なる軍事的指導者だという旨の著者の冒頭の問題提起に,その通りだと思い期待して読み進めましたが,最終的にはその問題には踏み込んでおらず,竜頭蛇尾に終わっており,残念でした。

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2008/8/3 日曜日

読書について(「興亡の世界史02 スキタイと匈奴 遊牧の文明」)

Filed under: 読書について — master @ 10:09:56

 「興亡の世界史02 スキタイと匈奴 遊牧の文明」(林俊雄著,講談社)を昨日読み終えました。

 考古学に関する記述が多く,端折って書いてくれた方が読みやすいと思う所もありました。

 しかし,ヘロドトスや司馬遷等による文献資料だけでは事実としての歴史は明らかにならないし,他方考古学的事実からでは推論の域を出ないので,こういう記述スタイルにならざるを得ないのだと考えました。

 ですから,このような本書の内容は,筆者の誠実な姿勢が顕れていると思え,読んでいるうちに次第に楽しく読めるようになりました。

 

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