2010/7/28 水曜日

読書について(「イスラエル」)

Filed under: 読書について — master @ 8:10:12

 「イスラエル」(臼杵陽著,岩波新書)を昨日読みました。

 国家としてのイスラエルについて,政治史等を記しながら,その統一性と多様性を描いており,教科書的には,大変勉強になりました。

 しかし,1987年に始まった第1次インティファーダの影響等,ローポリテックスの分野について,もっと記述して欲しかったです。

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2010/7/27 火曜日

読書について(「物語 イスラエルの歴史」)

Filed under: 読書について — master @ 13:48:12

 「物語 イスラエルの歴史」(高橋正男著,中公新書)を昨日読みました。

 確かに,「アブラハムから中東戦争まで」(副題)が描かれており,特にツィオニズム運動の記述等,面白く読める部分も多かったです。

 ただし,エルサレムの歴史についての記述が過半を占めており,また,読み物としてはメリハリが効いておらず,退屈な部分も少なくなっかたです。

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2010/7/25 日曜日

読書について(「行方不明者」)

Filed under: 読書について — master @ 15:35:12

 「行方不明者」(折原一著,文春文庫)を昨日読み終えました。

 本作も現実の事件をモチーフにしていますが,かなりご都合主義的な結末になっており,出来は良くないと思いました。

 しかも,主人公である作家の魅力が乏しく感じられましたし,また,リリーフ役で登場する人物たちも造形がラフで,残念でした。

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2010/7/23 金曜日

読書について(「悪果」)

Filed under: 読書について — master @ 8:59:30

 「悪果」(黒川博行著,角川書店)を最近読みました。

 大阪府警の警察官が主人公のピカレスクロマン風の作品です。

 主人公たちの造形もそれなりに良く出来ており,途中までは結構面白く読めました。

 しかし,後半は,ご都合主義的な展開が過ぎており,最後は白けてしまいました。

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2010/7/21 水曜日

読書について(「あの素晴しい曲をもう一度」)

Filed under: 読書について — master @ 15:03:19

 「あの素晴しい曲をもう一度」(富澤一誠著,新潮新書)を昨日読みました。

 日本の1960年代から2000年代における,非歌謡曲である「フォークからJポップまで」の流れを描いた作品です。

 全体に押さえた筆致で書かれており,良くできた作品だとは思いました。

 しかし,私には,歌謡曲とそれ以外を分ける理由が良く分からず,楽しくは読めませんでした。

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2010/7/19 月曜日

読書について(「誘拐者」)

Filed under: 読書について — master @ 9:39:14

 「誘拐者」 (折原一著,文春文庫)を昨日読みました。

 叙述型が得意な著者の比較的初期の作品ですが,かなり粗っぽく,ミステリーとしては破綻していると思いました。

 しかし,他の作品にも共通する,現実に起きた事件をモチーフにする形式は,面白かったです。

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2010/7/17 土曜日

読書について(「エアライン敗戦」)

Filed under: 読書について — master @ 11:45:31

 「エアライン敗戦」(杉浦一機著,中公新書ラクレ)を最近読みました。

 副題は「格安航空襲来とJAL破綻」となっており,時事企画物をイメージしましたが,内容は,格安航空会社(ローコストキャリア=LCC)の光芒を描いた作品で,大変面白く読みました。

 また,構成は無理なく,文体も平易であり,スムーズに読めました。

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2010/7/15 木曜日

読書について(「ヴィクトリア女王」)

Filed under: 読書について — master @ 16:06:15

  「ヴィクトリア女王」(君塚直隆著,中公新書)を昨日読みました。

 外交政策等を積極的に持ち,時々の内閣と対立することもあった「大英帝国の”戦う女王”」(副題)を描いた作品です。

 ヴィクトリア女王の書簡を引用するなどして,分かり易く書かれているとは思いました。

 しかし,私には,著者のヴィクトリア女王に対する評価が分からず,また,19世紀後半のヨーロッパの政治・社会に対する著者の見解も不明であり,評伝を読む楽しみは感じませんでした。

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2010/7/13 火曜日

読書について(「奇をてらわず」)

Filed under: 読書について — master @ 15:32:29

 「奇をてらわず」(伊藤智永著,講談社)を昨日読みました。

 「陸軍省高級副官 美山要蔵の昭和」を副題とするとおり,陸軍のエリート軍人というか官僚であり,戦後は引揚げ業務や千鳥ヶ淵戦没者墓苑の整備等に尽力した美山要蔵の評伝です。

 皇室との関わり合いが明確に述べられていない等,不十分なところが多いと思いました。

 しかし,対象者の好人物ぶりが良く感じられ,また,資料の使い方も概ねしっかりしており,日本の評伝としては,完成度が高いと思いました。

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2010/7/9 金曜日

読書について(「清水次郎長」)

Filed under: 読書について — master @ 19:18:04

 「清水次郎長」(高橋敏著,岩波新書)を昨日読みました。

 「幕末維新と博徒の世界」を副題とするとおり,幕末維新にかけて活躍した清水次郎長の評伝です。

 癖のある文体で読み辛かったですし,清水次郎長の評伝としては不十分だと思いましたが,幕末期の博徒のネットワークや抗争の話は,大変面白く読めました。

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